今回はモデルチェンジして仕様が変わった部分と価格上昇との関係を考えていきたいとも思います。
20年モデルからの変更点
20年モデルからは①アップグレードしたもの、②新規採用されたもの、③標準装備となったものの3つに分けられるかなと考えます。
主要な変更点が以下の通り
①アップグレードしたもの
- 電子制御スロットル
- TFT液晶メーター
- 全ての灯火類にLED採用
- ETC2.0
②新規採用されたもの
- クルーズコントロール
- スマートフォン連携
- KQS:上下クイックシフター
- カワサキケア
③標準装備となったもの
- グリップヒーター
- DC電源
- ヘルメットロック
こうして並べてみると多くの点が変更になったことがわかります。ビッグマイナーチェンジと言ってもいいくらいですね。
その他スクリーン、シートの変更、1本出しマフラー、などなど細かい点も他にありますが価格としての判断が難しいので、割愛します。
19年モデルと20年モデルの価格と内容を比較する
まず税抜価格で19年モデルは1,180,000円、20年モデルは1,350,000円で価格は17万円のアップ。ここから価格として出ているものを差し引いて装備を考えてみます。
まず、グリップヒーターとDC電源とヘルメットロックの価格。


ヘルメットロックは純正にないのでキジマのヘルメットロックをつけるとして3,400円と考えると、
28,300+7,290+3400=38,990円
そうすると価格差は170,000-38,990=131,010円になります。
そしてカワサキケアモデルということで点検5回、オイルとフィルター代と工賃が3回分が入っています。これはプラザのメンテナンスパックを参考に、安く見積もって点検4回、オイル交換2回の料金76,120円を引くことにします。

そうすると131,010-76,120=54,890円までに差が縮まります。
残った装備、変更点は
- 電子制御スロットル
- TFT液晶メーター
- 全ての灯火類にLED採用
- ETC2.0
- クルーズコントロール
- スマートフォン連携
- KQS:上下クイックシフター
この辺りはどれがいくらとは考えづらいので単純に今回出た価格差がこれらをまとめた分だと考えます。
結局お得なのか
以上を踏まえ、今回の仕様変更に伴う価格の上昇は妥当というよりはかなりカワサキさん頑張ったんだなという印象です。
5.5万でこれだけの装備がついたと思えば僕としては全然安いなと思います。
ただ、メンテナンスがついている点やこれらの装備がすべての人に必要かと言われれば人それぞれだとは思うので、グレード別に展開したりすれば価格も抑えられいろんなニーズに応えられるんじゃないかなと思ったりもします。
とはいってもこれだけついてるので納車後すぐに快適にツーリングできるのは間違いないので旧モデルより断然オススメできるモデルになってますね!