現在品薄のSENA SRL2を入手
ヘルメットをGT Air2に決めてからずっと気になっていたインカムSENA SRL2をようやく入手できました。
専用設計で見た目も損なわず、機能も20Sとほぼ同等なのでこれは買ってみる価値はあるなと思っていました。
しかし現在なぜか、どこを探してもなかなか見つからず、あったとしても定価をはるかに上回る値段で販売されていたので、ただでさえ高いのに買っていられるかと半ば購入をあきらめていました。
毎日のように張り付いているとヤフオク!で定価で出品されているのを発見!しかも国内正規品!秒でポチりました。
そして数日後無事到着しました。

早速開封&取り付け
中身はこんな感じ


中身はこんな感じで一見するとインカムという感じはしないですね。
保証書も国内正規品なのでしっかりついてきました。
まずはヘルメットのパーツを取り外す
チークパッドと左右のカバー、そして後頭部のユニットが入るカバーを外します。
中にはスポンジが入っているのでこれも取ってしまいます。
取り外しの際は、取り外したパーツの左側に写っているヘラのようなものを使うとやりやすいです。これはヘルメットに付属していました。


マイク・スピーカーとユニットを取り付ける
このようにユニットや配線がきれいに収まるように溝があるのでこれに合わせて取り付けていきます。


最後にチークパッドを取り付けて完了です。
さくっと、取付完了って感じになっていますが専用設計にしては結構取り付けに苦労しました。
パーツを外すまではよかったのですが、配線が思うように溝に入ってくれず何度も入れ直しました。また、チークパッドを戻すのも一苦労で何だかんだで30分くらいかかりました。
お店の人はパッドの脱着手際よくしてたのになあ、なにかコツがあるんでしょうねー
取付完了やっぱり見た目はいい感じ!
ともあれ無事に取付完了してよかったです。

見るからにスマートでさすが専用設計という感じです。見た目としての変化は左側がボタンになっているということぐらいで外観上の変化はほとんどないです。
他のインカムでは本体が着脱できますがその際に端子の接触不良などが起こる可能性も考えられるのでそのような心配がないのはいいなと思います。
また走行中に虫がステーの間に入り込んで掃除がしにくいということが以前使用していたものにはありましたがそんな余地はないので掃除もしやすくなりました。
あとはヘルメット内にユニットが収まっているのでパニアケースにも今まで通り何の干渉もなく入ります。ものによってはユニットが出ているせいで入らないって可能性もあるのでユニットを取り外すか、ヘルメットロックに掛けるかしないといけないです。
SRL2使用感、レビュー
ハンズフリー通話は聞き取りやすかった。
一度ハンズフリーでの通話を試しましたが相手の声も聞き取りやすく便利でした。
電話する機会もそこまでないのですが、走行中に電話に出られるのは大きいと思います。停車してヘルメットを脱いで掛け直すということもなくなるので。
また、iPhoneのSiriを呼び出して電話をかけることもできます。Siriを使えば電話だけではなく、音楽の再生や、音声案内もできるので使い方はかなり広がります。
ラジオは場所の影響を受けやすい。
このインカムにはFMラジオも聞くことができる機能があるのでこちらも試してみました。
これに関しては、アンテナが内蔵されているせいなのか場所によってはブツブツと耳障りな音がして聞き取りにくいことが多々ありました。
ひらけている場所ではハンズフリー通話と同様に聞き取りやすかったので、街乗り限定では使える機能だと思います。
ボタン操作は少し慣れが必要かも。
以前はSENA SMH10を使用しておりジョグダイヤルというダイヤルを回して操作するタイプだったので直感的に操作できましたが、今回のSRL2はボタンタイプだったので少し慣れが必要だと感じました。
見た目がすっきりな分、操作部分が小さくなってしまい厚手のグローブだと誤操作してしまう可能性も出てくると思います。実際何度か間違えて押してしまうことがよくありました。
しかしこの操作性と見た目はトレードオフのような関係なので妥協しなくてはならない部分だと思います。まだ使用して間もなく、慣れない部分もあるので使いこなしていくうちに誤操作も減っていくだろうと思います。
最後に。
肝心のインターコム接続はできる人が今周りにいないので、気兼ねなくツーリングができるようになったらまたレビューしていきます。
機能がたくさんある分、操作方法もたくさんあるのでしばらくは説明書が手放すことができないですね。ちなみにオンラインでも取扱説明書は確認できますが、これには会員登録が必要で国内正規品でないと登録できないようになっているみたいです。購入時には並行輸入品も出回っているのでその点だけ注意が必要です。