慣らし運転中の燃費。
外出自粛の1か月の中、なんとか1000kmを走り慣らし運転を終えることができました。県外へ行けば簡単に距離を伸ばせますが、県内縛りでは1000kmは結構大変でした。
5月は晴れの日も多くバイク日和に恵まれ、たくさん乗ることができました。
とりあえず慣らし運転と呼ばれる約1000kmを走り、満タン法で計測した結果が以下の通りとなります。また、体感としての走行割合は市街地:3、郊外:6、高速:1くらいだと思います。
1回目給油 距離:287.4km 給油量:17.00L 燃費:16.91km/L
2回目給油 距離:195.4km 給油量:10.91L 燃費:17.91km/L
3回目給油 距離:299.4km 給油量:16.85L 燃費:17.77km/L
4回目給油 距離:217.0km 給油量:12.14L 燃費:17.87km/L
総走行距離:999.2km 総給油量:56.9L 平均燃費:17.56km/L
スペック表のWMTCモード値が17.5km/Lとあるので今回までのところカタログ値通りの燃費が出ているので十分な数値ですね。
慣らし運転でおおむね回転数を守った走行を心掛けましたが、燃費運転しようと意識したわけではないので今後もこれくらいの燃費を期待できるのではないかと思います。
1回の給油で300kmは走る計算なので富山からだと大阪や東京までは無給油で問題なく行けそうです。
1か月初回点検終了。
初回点検はカワサキケアモデルではなくても無料で実施してもらえるのでこの恩恵は次回以降ですね。実施前に軽く問診したあと、オイルの種類はどうするか尋ねられました。
納車時に入っているオイルは鉱物油ということで、せっかくならと化学合成油を試してみることにしました。オイルは「冴速」というものでプラス660円/Lで変更できます。初回はオイルフィルターも交換したので全部で3.8Lになり追加の手出しは2,508円でした。
オイルの色が緑なのもカワサキらしいなと思いました。
実際の変化としては心なしかギアの入りがよくなっているのかなと思います。基本クイックシフター任せなのでそこまでの違いはわかりませんが、いいオイルを入れているのは間違いないのでエンジンにはいい影響が出ているでしょう!笑
1000km走行レビュー。
特別狙ったわけではありませんでしたが、プラザ到着時にちょうどオドメーターが1000kmになっていました!ピタリ賞とかあればよかったんですけど残念、残念!
ここで一旦、この1000km走って思ったことを改めて書き留めておこうと思います。
まず第一に扱いやすい!
排気量は1000ccというバイクの中では大きい部類のバイクですが、気負いせず乗っていてとても楽しく乗ることができます。
車重はそこそこあるし、足つきも人によっては良いとは言い切れませんが、それでも街乗りからツーリングまで幅広いシーンで使えるようなまさにオールラウンダーな感じがします。
最初はリッターバイクだからとビビっていた部分もありましたが、思った以上に乗りやすかったので、いい意味で拍子抜けでした。笑
走りに関しても、発進からぐいぐいトルクが伝わってくるのでどの回転域でも扱いやすい印象です。他のバイクだと何回転以降からトルクがどうのこうのっていうようなことも聞きますが、特段ある回転数から変わっていくとかは普段使う分には感じられませんでした。
そもそもそんな回さないし回す必要もなかったので8000回転くらいから上はまだ回してなかったです。だから以上の話はそれ以下の回転数での話ということでお願いします。
クイックシフターはもう手放したくなくなる!
クイックシフターは特に加速時がとても気持ちいいですね!これがあるだけでレースに出ているような気分にさせてくれます。笑 スピードは出し過ぎ注意です。
もちろんシフトダウン時も瞬時に変速が行われるので、ブレーキングなど他の操作に集中できるので安全運転にもつながるのでありがたいです。
このクイックシフターが作動するにはある程度の回転数が必要でおおむね3000回転以上出ていないと作動しませんでした。作動する回転域まで引っ張れば気持ちよく入ってくれるので、そこを意識すれば気にするほどでもないかなと思います。
夜間の視認性も良好
以前乗っていたMT-07との比較になりますが、やはり1灯ハロゲンから2灯LEDでは全然違いました。
前車ではロービームでも、もう少し先まで照らして欲しいと思うことがありましたが、Ninja1000SXでは外灯が少なくてもしっかり照らしてくれるので夜でも安心して走行できると感じました。ハイビームもスパッと切り替り、LEDでの視認性向上には満足しています。
また、ヘッドライトが固定されているので、曲がる方向を照らしてくれないという心配もありますが、ここはフルカウルならどの車種でも同じことなので仕方がない部分ですね。そもそもそんなに夜は走るつもりはないのでそこまで気にはしてないです。
高速走行では大型スクリーンが欲しくなる
しいて言えば高速道路でもう少し防風性があってもいいと思いました。まだ高速で長距離は走っていませんが、ずっと高速道路を走るシーンを考えたらもう少し防風性が欲しいなというところです。
20年モデルになってスクリーンの形状が見直され、可動範囲も多くなっているので防風性に関してこれ以上はオプションでつけてねーという事だと思います。
あまり最初から大きいスクリーンだと見た目のスポーティーさにも関わってきますからね。とはいえ、大きめのスクリーンをつければクルーズコントロールも相まって快適になることは間違いないですね。
ちなみに、20年モデルのスクリーンは形状変更に伴い以前までのモデルの物が流用できないらしいので注意が必要です。今のところ社外品が出回っていないようなので純正品付けるしかなさそうです。