Ninja1000SXのカウルを取り外す作業は使用工具も少なく、手順さえわかれば比較的簡単にできます。
ショップでお願いする場合はカウルの脱着だけで工賃が結構かかってくると思いますので、できる部分は少しでも自分でやってお金を節約し、カスタム等に回せたらと思い記事にしました。
一応これで問題なく脱着できましたが、素人がやっていることなのであくまで自己責任でお願いします。
使用工具
Ninja1000SXのカウルを取り外すのに使う工具は以下の3点があれば取り外すことができます。
①六角レンチ 4mm
②六角レンチ 6mm
③マイナスドライバーまたはクリップ外し
これだけあれば付いている物がすべて取り外せ、作業がしづらいという事もほとんどないので慣れれば簡単に取り外しができます。
サイドカウル上部のクリップとボルトを取り外す。

まずはサイドカウル上部にあるボルトとクリップが1つずつあるので取り外します。クリップは六角レンチで中心を押し込めば取り外しできます。(青○の部分)
そしてゴムブッシュにカウルが差し込まれている(赤●の部分)ので引き抜きカウルを浮かせます。
その状態から全体を前方向にスライドさせるようにすれば前側の爪が外れるので取り外しができます。
戻す際はカウルの爪が穴にしっかり入っていることを確認して後ろ側に押し込んでください。
タンク下カバーの取り外し
次にタンク下にある細長いカバーを取り外します。これはボルト2本が両端にあるのでこれを取ったあと、中央2か所にゴムブッシュが差し込まれているのでこれを外せば取ることができます。
僕が外した時はシートをそのままつけた状態で行いましたが、事前にシートを取り外しておけば楽に取ることができますので、そうすることをおすすめします。
クリップの取り外し


メインのカウルを取り外す前に事前に外しておかないといけないところがあります。
一つは左右のカウルがつながっているところのクリップ2つ。もう一つはウインカーの裏あたりにあるクリップ2つです。
メインカウルの取り外し
ここまできたらメインのカウルにボルトが合わせて左側が5本、右側が4本止まっているので六角レンチで取り外します。
また、ウインカーのカプラーがあるのでこれも取り外してください。この白い部分も取らないといけませんが、両サイドをはさみながら引き抜けば取ることができます。やりにくい場合はドライバー等で片方ずつ押し込んで取ってください。

左側にはカウルの裏に気温計の配線が付いているのでそのカプラーも取り外してください。カウルを戻すときには付け忘れそうになるので注意してください。

ここまでできたらあとは簡単にメインのカウルを取ることができます。
反対側も同じようにして取り外す
同じように反対側もこの手順で取り外すことができます。サイドカウル上部の取り外しと取り付けは少しコツがいるので厄介でしたがあとの工程はおおむねスムーズにいきました。

わかりにくいところもあったかもしれませんが、カウルを外す際はぜひ参考にしてみてください。